Lass uns an die Tür klopfen?

とある教会音楽家の徒然日記

Lass uns an die Tür klopfen!

その扉をたたいてみよう!
ドイツ・ザクセン州の街ヴルツェンに住む教会音楽家の日々を綴っています
扉をたたく?
教会音楽ってなぁに?

2018-01-01から1年間の記事一覧

そして5

明けて土曜日。復活祭を翌日に控え、とりあえず寝だめ、そして午後から始動…というわけにはいかない私の体。律儀に朝早く起きてしまい、一抹の不安を感じる。この日は22時からカトリック教会での礼拝。イエス様の死、聖金曜日から二日間楽器を使わない日を経…

2-3-4

人の助けなしにはこなせなかった2018年の聖金曜日。 もともと予定していたのは、朝10時のニコライ教会の礼拝で歌うことと、イエス様が息を引き取った時間にあたる15時のカトリック教会での礼拝の合唱指揮でした。 朝10時に歌うのはバッハ合唱団。朝の礼拝で…

おくればせながら

イースターおめでとうございます。世の中は先週の木曜からイースター休暇、私は昨日の礼拝を最後にしばしの休息。急に春めいてきたせいか、教会の屋根の色が…。 写真じゃちょっとわかりにくい…。 苔が生えて緑色に。 このまま春に落ち着いてほしい!

1件目

聖週間、ありがたいことに予定通り過ごしております。 木曜日は初めて行くカトリック教会での礼拝でした。 この木曜日は最後の晩餐にあたる日。 イエスが弟子の足を洗い、パンとぶどう酒について語った日。 教会にある十字架には紫の布がかけられています。 …

あり余るパワー

毎週水曜は児童合唱の練習。たった45分、されど45分。ここ数か月は非常にしんどい…。メンバーは、学校の都合で来られなくなってしまった子などが減ってしまっているけれど、基本的にミュージカルをやったときと変化はないのに…。あんなに忍耐強く練習をこな…

みっけ!

先日の夏時間への切り替えの名残を発見。 電車の時刻表。 存在を消される1時間は、冷静に見るとなかなかにシュール。 われらがビッグマック、50周年だそうで。 このイラストデザイン、すばらしくないですか? わかりやすく、そして愛らしい。 ドイツの目に見…

走れ走れ 聖週間

塔の時計の夏時間への調整も無事に完了、とうとう聖週間です。クリスマス同様、いやそれ以上に大切な復活祭を前に、教会もドタバタです。イエス様が生まれなければ彼の人生は語れない、そういう意味でクリスマスは大切ですが、彼が死から復活しなければキリ…

#誤差アリ

某連ドラのツイートによく出てきた#誤差無し! 私はあるものを誤差無しで管理するのに苦労してます(笑)それは教会の時計。 というのも、うちの教会、鍵や暖房その他を取り仕切る管理人さんがいないんです。本部から人件費が割り当てられていないため、今ま…

教会音楽ってなぁに?

私が日々携わっている教会音楽とはなんでしょう?ミサ曲、レクイエム、オラトリオ、カンタータ。クラシック音楽が好きな方なら一度は耳にされたことがあるかと思います。クラシック全然知らないし…という方も、TVのBGM、ドラマや映画などで知らず知らず聞い…

ドイツ鉄道物語 5 ~郷に入っては郷に従え~

夜中1時に放り出されたライプツィガー(本来はライプツィヒに住んでる市民のことですが、旅行者みんなの連帯感があったのでこう呼びます)、一斉に始まる二つの質問。・あなたはどこに住んでいるか?・次の電車はいつくるか? どこに住んでいるか、というの…

ドイツ鉄道物語 4 ~おうちに帰るまでが遠足です~

北へとひた走る列車は比較的ゆったりとしていて、座席を二つ使ってくつろげたけれど、途中で乗り換えることを考えると寝るわけにもいかず。案の定、遅れを取り戻すべくぶっ飛ばす列車。だからといって何かをする気力も湧かず、ぼ~っとしてるうちに車掌さん…

ドイツ鉄道物語 3 ~待ってました!~

待てど暮らせど何も起こらず。しかし、この状況にびっくりするほどイライラしなかった私も、さすがに身の危険を感じ始めた23時半。周りを見回したら、隣の番線に接続待ちで止まっている車両発見。最初は、すぐ出発しそうだし、いきなり扉が閉まったら怖い…

ドイツ鉄道物語 2 ~人体の不思議?~

コンセントに電源が通ってないことに気付いた私。あ~、こりゃまた外に出されるパターンかな?と思い、ダウンは着たままでしばらく座っていると、前方車両で座りきれなかった人がどんどんなだれ込んでくる。何を隠そう、私が乗り込んだのは1等車。本来なら…

ドイツ鉄道物語 1 ~すべては火花から始まった~

連日最高気温がマイナス続きのライプツィヒ。びっくりするくらいいいお天気ですが、外に出る気にはさらさらなれず…。 さて、前回の記事の最初の段落はお読みいただいたでしょうか?そう、電車が遅れている話。実はあの後、5時間に渡る冒険談がありました(…

先生との出会い

パッサウでの演奏会も無事に終わり、ライプツィヒへの帰り道ですが、電車が1時間遅れるとかで、いまだにニュルンベルクから北上できず。最近はずっと寒いドイツ。しかし今日から数日は最高気温がまさかのマイナスらしく、現在すでにマイナス8度。人間、慣れ…

いざパッサウ

明日のオーボエとオルガン演奏会のために朝から移動。 朝7時の気温はマイナス6度。 ホームが心なしか凍ってる…! しかし朝7時がこんなに明るい。 12月は外に出た瞬間、こんばんは〜おやすみなさいって戻りたいくらいの暗黒だったけど、季節は一歩ずつ進んで…

言ったとか言わないとか

職場でもチームでも、大切なのはホウレンソウ。 ホウレンソウという言葉は日本でしか通じないけど、考え方は万国共通なはず。 自己主張の強い国では特に大事だよね、と思う事件が…。 夏に企画されている、博物館のある展覧会に合わせて、教会で合唱の演奏会…

ひさしぶりの

昨日はとある合唱団の練習の代打でした。音大の同級生が持っている合唱団で、今回引き受けたのは三回目。休暇の時期になると突如依頼されます(笑) 毎度、ガッツリしたプログラムから好きなもの練習していいよ~とラフに丸投げされ、進捗状況は一切不明なのが…

いただきもの

節分も過ぎて春が近づくかな?と思いきや、連日の氷点下。晴れ間は見えるものの、寒さはストレス。演奏会の準備の為とはいえ、室温一桁の教会での練習はキツイ。ホッカイロに電気ストーブを駆使して凌ぐ毎日。 そんな中、最近いただいたもの。 いただいたの…

滝と嵐と

ライプツィヒに戻った翌々日はまさかの出張研修。ザクセン州の教会本部があるドレスデンまで日帰り。特急で1時間強なのでまったく問題はないのですが、この日は特別でございました。 まず6時間に及ぶ研修。この2年で新しい教会に勤め始めたカントールが対象…

原点回帰

1週間ちょっとの滞在を終え、ライプツィヒに帰ってきています。 もう先週になりますが、横浜シンフォニックアンサンブルさんの定期演奏会があり、そこでホルスト作曲の惑星をご一緒させていただきました。 日本のコンサートホールにある大オルガンを弾かせて…

ふと立ち寄って…

日本に帰る時いつも使うライプツィヒ/ハレ空港。家から電車で20分くらいで超便利!ただ、結構無機質な空港で、人がいない時は脳内BGMでドナドナが流れます(笑)何度も利用しているはずの空港で発見したのがこちら。 超教派の空港礼拝室。せっかくなので中…

こんにちは、赤ちゃん。

今日1月6日は主の顕現祭。 東方の三博士がイエスさまのところにたどり着いてご挨拶した日。 日本ではクリスマスイブまで盛大にやって、そのあとは即座にお正月モードに切り替わりますが、こちらの教会ではクリスマスツリーも飾ってあります。 ただ、今日を過…

2018年

あけましておめでとうございます! 今年の目標は、健康維持。ただ活動できるという意味の行き当たりばったりの健康ではなく(それだけでも十分ありがたいのですが)きちんとメンテナンスをし、パフォーマンスの向上を目指したいと思います。 大晦日の演奏会は7…