Lass uns an die Tür klopfen?

とある教会音楽家の徒然日記

Lass uns an die Tür klopfen!

その扉をたたいてみよう!
ドイツ・ザクセン州の街ヴルツェンに住む教会音楽家の日々を綴っています
扉をたたく?
教会音楽ってなぁに?

はじまりはなぜか雪

明けましておめでとうございます。2018年は本当に多くの人に出会った1年でした。それもそのはず、指導する、遊びに行く、一緒に歌う関係なく考えたら、8つの合唱団と出会い、もしくは再会したわけですから。初めましてだけでも400人?そこにオーケストラも考…

気温35度→10度の間のあれこれ

久々の更新、ドイツの季節は大鉈を振るった様にバッサリと変わりましたが、日本も台風一過で乱高下? 気温差で体調崩しませんように。 さて、8月9月は本当にいろいろありまして。日本から戻ったあとは、タウハの町祭りでの合同野外礼拝、夏休みの後に乱立す…

4カ国目

今月は旅をしつつ仕事しつつの繰り返しで、今週はまさかの4つ目の外国へ。旅とは言っても音楽は一切しない、完全プライベートなものばかり。飛行機と陸路を駆使して外国へサクサク移動できるのって、ヨーロッパならでは。言語が全部違うのがただただ残念。や…

愛、気概、誇り、感謝

私は中学時代から学生オケ漬けでホルンをプーコプーコと吹いてたのですが、そのころから死ぬまでに叶えたい夢が2つありました。 ・一番好きな交響曲、ドヴォルザークの7番を吹きたい。なぜ好きなのかはもはや愚問、というかどう頑張っても言葉にならないので…

終わりは始まり…

とは言いますが、旅の終わりが今回ほど悔しさたっぷりの後ろ髪引かれる感じはなんとも切ない。 ブダペスト最終日は再びリスト音楽院でゲネプロ見学。オケが違う、というのもありますが、配置が違うだけでこんなに響きが変わるのか、と思うくらい、低音がおと…

会衆は、歌わない?

リストの家からダッシュでマーチャーシュ教会へ。建物は目視できるが距離感や途中の勾配はわからないのでひたすらサクサク歩いたら、意外とすぐに着きました(笑) しかしまあ、この眺め! こんなところに住んでたら人生観変わるだろうなぁ。 礼拝には観光客…

天は二物を与えるが

ブダペスト滞在3日目。この日は午前中にリハ。昨日やった英雄は、オケが先生のやり方に慣れてきたのか流石の反応で、どんどんいい音に。この日初合わせの皇帝(ピアノは再び金子さん)は、先生なら有り得るとは思っていたけど、本当にまさかの一回通して終了(…

金曜日のブダペスト

ブダペストの続きを…。ゲッレールトの丘から戻ってからはハンガリー国立フィルの練習を見学。前日のオールロシアからうって変わってオールベートーベン英雄&皇帝。この日はオケのみ英雄交響曲の練習でした。録音なら何度も聞いてきた英雄、でも実演はそんな…

絶景かなブダペスト

先日のブダペスト滞在の続きを。今回はキッチン付きのアパート宿泊にしたので、朝ごはんは出てこない。スーパー無いかなぁと調べたところ、10分も歩けば中央市場がある!きっとブダペストの台所、行くしかない!今回の旅は、日曜日の午後には帰らなければい…

はじめましてブダペスト

先週の後半は仲間オケで10年以上お世話になっている小林研一郎先生の演奏会を聴きに初めてブダペストに行ってきました。久しぶりのドイツ語圏外、ラテン系、スラブ系の言葉なら今までかじった言語の知識でなんとなくわかるものの、日本語のように他の言語か…

ドイツ鉄道物語 3 ~待ってました!~

待てど暮らせど何も起こらず。しかし、この状況にびっくりするほどイライラしなかった私も、さすがに身の危険を感じ始めた23時半。周りを見回したら、隣の番線に接続待ちで止まっている車両発見。最初は、すぐ出発しそうだし、いきなり扉が閉まったら怖い…

ドイツ鉄道物語 2 ~人体の不思議?~

コンセントに電源が通ってないことに気付いた私。あ~、こりゃまた外に出されるパターンかな?と思い、ダウンは着たままでしばらく座っていると、前方車両で座りきれなかった人がどんどんなだれ込んでくる。何を隠そう、私が乗り込んだのは1等車。本来なら…

ドイツ鉄道物語 1 ~すべては火花から始まった~

連日最高気温がマイナス続きのライプツィヒ。びっくりするくらいいいお天気ですが、外に出る気にはさらさらなれず…。 さて、前回の記事の最初の段落はお読みいただいたでしょうか?そう、電車が遅れている話。実はあの後、5時間に渡る冒険談がありました(…