Lass uns an die Tür klopfen?

とある教会音楽家の徒然日記

Lass uns an die Tür klopfen!

その扉をたたいてみよう!
ドイツ・ザクセン州の街ヴルツェンに住む教会音楽家の日々を綴っています
扉をたたく?
教会音楽ってなぁに?

扉をたたく?

当ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

Lass uns an die Tür klopfen? この扉をたたいてみない?

私がドイツに来て教会音楽を勉強するにあたって、いつもこの言葉を思い返しています。
小さいころからクラシック音楽が大好き、部活もサークルもオーケストラ、合唱もやってみたくて入ったバッハアカデミーで初めて歌ったバッハは無謀にもロ短調ミサ。
でも、”教会音楽”という括りで、音楽に向き合ったのは、2010年にドイツに来てから。
クリスマスの時期にあちこちで見るクリスマスオラトリオのポスターを見ているうちに、ふと思ったのです。

ドイツにいるんだから、ドイツの合唱団で歌ってみたい、できたら大きな教会でバッハを歌いたい…。

これがすべての始まりでした。
教会で歌い始めてすぐ、ほかの合唱団にも誘われ、さらに人脈が広がり、キリスト教とその教会音楽というものの奥深さを体感。
一度しかない人生、何があるかは誰にもわからないけれど、出会ったチャンスは活かしたい。
いろんなことに挑戦して世界が広がっていく面白さを体感していた私とって、この言葉はとても深く響くものでした。

「たたきなさい。そうすれば開かれる」(マタイ伝7-7)

やってみよう。きっと何かが待っているはずだから。
そんなこんなで現在ライプツィヒ音大で勉強しております。

常識から考えたらかなりな周回遅れの人生設計、言葉や文化、メンタリティーの壁、音楽を極めるということ。
いいことも悪いことも、たくさんの支えてくださる方に感謝し、すべて楽しみながら毎日を過ごしたい。
このブログでは、そんな私の日々を綴っていきたいと思います。

もし興味を持ってくださったら、気軽にご連絡ください。

扉の先にはきっと何かが待ってるはず!