Lass uns an die Tür klopfen?

とある教会音楽家の徒然日記

Lass uns an die Tür klopfen!

その扉をたたいてみよう!
ライプツィヒに住む教会音楽家の日々を綴っています
扉をたたく?
教会音楽ってなぁに?

コロナについて

日本のみなさんへ

数ヶ月放置していたこのブログ、今こそ投稿すべき時だと思い、久しぶりに投稿します。(FBと同じ記事です)


ドイツでは月曜日からさらに人との接触に関しての注意が強化され、私は元気に自宅に引きこもっています。
聖歌隊に送付するための楽譜作業が終わってからゆっくり投稿しようと思っていましたが、やっぱり気になるので今投稿します。


コロナ、甘く見ていませんか?
つい2週間前まで、完全に対岸の火事だったドイツ。世間話でも話題になりはしましたが、早く手を打つべきだ、と言っても、考え過ぎよ、で終わっていたんです。
患者数が増えても人々の態度は変わらなかった。
挨拶では握手にハグ、キス。基本的にマスクはしない。
手洗いが意外と徹底されていないし、日本ではセットで言われる”うがい”なんて日常では全然聞かない。
ウイルスが広がる要素を自ら提供しているようなもの…。
その状況に大きなストレスを感じ、プローべその他を機能させないためにも私が休暇をとった方がいいのでは?とさえ思うようになりました。
しかし、この2週間でドイツの状況は一変しました。
元々自粛という考え方があまりないので、政府が大きく舵を切ることは必須。
メルケル首相の演説以降、人々の考え方も大きく変わり、お互いに距離を取りながら、助け合いながら生活しようと工夫している人々の姿に、私は安心しています。


しかし、ふと遠く東に目を向けると、不安要素がいっぱい。
お花見?演奏会?ライブ?お茶会?飲み会?
Facebookでは日本からいろんな楽しそうなことがアップされていますが、本当に大丈夫ですか?
どこの誰がウイルスを持ってるかなんてわからないんです。
3月21日から、私のような欧州滞在者は、帰国後は14日間待機するようにと言われています。
しかし、それは困る!と滑り込みで急遽帰国した人たちもいるんです。
ウイルスの潜伏期間は何日でしたっけ?
世界での規制が強化されるたびに、日本への影響も大きく変わります。
本当に収束に向かっていると言うには早過ぎる。
自粛に疲れている人もいると思います。将来が不安なのもわかる。
でもコロナにかかったら何もできない。
イタリアの状況は悲惨すぎて聞くに耐えません。
患者が多過ぎて、命に優先順位を付けざるを得ない医者。
家族にも会えずに亡くなり、安全には埋葬し切れないからと別の場所に運ばれていく棺の列。
臨終を看取る聖職者も次々に倒れています。


9年前、日本は地震と津波で多くの人を失いました。天災はどう頑張っても避けられない。
でも今回は違います。ウイルスを広げない努力はできるんです。
国からのしっかりした方針が見えず、自粛要請、自己判断に任せっぱなしにされてどうしたらいいか途方に暮れるのもわかるし、開き直りたくなるのはよくわかります。
しかし、後悔は先に立ちません。誰のせいだと言っても無意味です。
ただ、感染拡大を防ぐ行動は、個人個人でできます。


これ以上広げないための努力、もう少し続けませんか?

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