Lass uns an die Tür klopfen?

とある教会音楽家の徒然日記

Lass uns an die Tür klopfen!

その扉をたたいてみよう!
ドイツ・ザクセン州の街ヴルツェンに住む教会音楽家の日々を綴っています
扉をたたく?
教会音楽ってなぁに?

2018-03-01から1ヶ月間の記事一覧

1件目

聖週間、ありがたいことに予定通り過ごしております。 木曜日は初めて行くカトリック教会での礼拝でした。 この木曜日は最後の晩餐にあたる日。 イエスが弟子の足を洗い、パンとぶどう酒について語った日。 教会にある十字架には紫の布がかけられています。 …

あり余るパワー

毎週水曜は児童合唱の練習。たった45分、されど45分。ここ数か月は非常にしんどい…。メンバーは、学校の都合で来られなくなってしまった子などが減ってしまっているけれど、基本的にミュージカルをやったときと変化はないのに…。あんなに忍耐強く練習をこな…

みっけ!

先日の夏時間への切り替えの名残を発見。 電車の時刻表。 存在を消される1時間は、冷静に見るとなかなかにシュール。 われらがビッグマック、50周年だそうで。 このイラストデザイン、すばらしくないですか? わかりやすく、そして愛らしい。 ドイツの目に見…

走れ走れ 聖週間

塔の時計の夏時間への調整も無事に完了、とうとう聖週間です。クリスマス同様、いやそれ以上に大切な復活祭を前に、教会もドタバタです。イエス様が生まれなければ彼の人生は語れない、そういう意味でクリスマスは大切ですが、彼が死から復活しなければキリ…

#誤差アリ

某連ドラのツイートによく出てきた#誤差無し! 私はあるものを誤差無しで管理するのに苦労してます(笑)それは教会の時計。 というのも、うちの教会、鍵や暖房その他を取り仕切る管理人さんがいないんです。本部から人件費が割り当てられていないため、今ま…

教会音楽ってなぁに?

私が日々携わっている教会音楽とはなんでしょう?ミサ曲、レクイエム、オラトリオ、カンタータ。クラシック音楽が好きな方なら一度は耳にされたことがあるかと思います。クラシック全然知らないし…という方も、TVのBGM、ドラマや映画などで知らず知らず聞い…

ドイツ鉄道物語 5 ~郷に入っては郷に従え~

夜中1時に放り出されたライプツィガー(本来はライプツィヒに住んでる市民のことですが、旅行者みんなの連帯感があったのでこう呼びます)、一斉に始まる二つの質問。・あなたはどこに住んでいるか?・次の電車はいつくるか? どこに住んでいるか、というの…

ドイツ鉄道物語 4 ~おうちに帰るまでが遠足です~

北へとひた走る列車は比較的ゆったりとしていて、座席を二つ使ってくつろげたけれど、途中で乗り換えることを考えると寝るわけにもいかず。案の定、遅れを取り戻すべくぶっ飛ばす列車。だからといって何かをする気力も湧かず、ぼ~っとしてるうちに車掌さん…

ドイツ鉄道物語 3 ~待ってました!~

待てど暮らせど何も起こらず。しかし、この状況にびっくりするほどイライラしなかった私も、さすがに身の危険を感じ始めた23時半。周りを見回したら、隣の番線に接続待ちで止まっている車両発見。最初は、すぐ出発しそうだし、いきなり扉が閉まったら怖い…

ドイツ鉄道物語 2 ~人体の不思議?~

コンセントに電源が通ってないことに気付いた私。あ~、こりゃまた外に出されるパターンかな?と思い、ダウンは着たままでしばらく座っていると、前方車両で座りきれなかった人がどんどんなだれ込んでくる。何を隠そう、私が乗り込んだのは1等車。本来なら…

ドイツ鉄道物語 1 ~すべては火花から始まった~

連日最高気温がマイナス続きのライプツィヒ。びっくりするくらいいいお天気ですが、外に出る気にはさらさらなれず…。 さて、前回の記事の最初の段落はお読みいただいたでしょうか?そう、電車が遅れている話。実はあの後、5時間に渡る冒険談がありました(…