Lass uns an die Tür klopfen?

とある教会音楽家の徒然日記

Lass uns an die Tür klopfen!

その扉をたたいてみよう!
ドイツ・ザクセン州の街ヴルツェンに住む教会音楽家の日々を綴っています
扉をたたく?
教会音楽ってなぁに?

焼石になんとやら

クリスマスを控え、せわしない今週。
今年は3か所で奏楽をさせていただきます。
そのうちの一つはカトリック教会。
24日の22時から行われるミサで、合唱指揮とオルガン奏楽です。
合唱団は12人というコンパクトな、でもみんなとても仲のよいメンバー。
最近は活動をお休みしているけれど、このミサのために復活させたい、ということで指揮を引き受けました。
毎年歌うクリスマスソングはみんなの十八番。
1回目からいい感じに練習が進みました。


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教会の外観。

 昨日からオルガンを練習させていただいているのですが、この教会は礼拝以外は使われておらず、それはオルガンも然り。
調律もしていないようで、かなりのレギスターが使用不可…。
なかなかハードな楽器でございます。

そして、ハードといえば、こちら。

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オルガンのある堂内の2階席の温度は4度…。
昨日初めて練習しに行ったとき、息が白かったことにびっくりし、
思わず自宅の温度計持ってきちゃいました。

いちおうこんな風に暖房器具を並べてはいるのですが、
焼石になんとやらです。 

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こんな格好で練習するしかありません。
ただの不審者です。

礼拝の時は暖房が入るので問題ないと思うのですが、
寒すぎて動かない手を強制的に動かすので、筋肉への負担が半端ない。
オルガンは足を動かすとはいえ、基本座ってるだけですから、
スキー場のベンチに長時間座ってるのとおんなじ。
寒さによる体力消耗はかなりのものらしく、昨夜は早々にバタンキューしてしまいました。
明日はここの前にこれまた田舎の古い(=寒い)教会での奏楽があるので、
しっかり体力温存して、栄養蓄えていきたいと思います。

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