Lass uns an die Tür klopfen?

とある教会音楽家の徒然日記

Lass uns an die Tür klopfen!

その扉をたたいてみよう!
ドイツ・ザクセン州の街ヴルツェンに住む教会音楽家の日々を綴っています
扉をたたく?
教会音楽ってなぁに?

どこでもドア?

毎日生きることが重労働のような暑さ。
寝ている間の扇風機やエアコンの付けっ放しは危険だ、と昔は言われていましたが、今はその逆?が呼びかけられてますよね。
命を守る行動を!というのは自然災害への警戒で聞いてましたが、何ともはや。

さて、地球の反対側というと気象の関連性が無さそうに思うのですが、実はびっくりするほど連動していて、ドイツが寒いと日本も寒く、日本が暑いとドイツも暑いのです。
どこでもドアで繋げたの?とツッコミたくなるほど。

そしてこの夏も例外なく繋がってます。
ドイツも今年は異常な暑さだそうで、ライプツィヒで連日の30度超え、何週間も雨らしい雨がないらしく、ドレスデンを流れるエルベ川の水位が50センチを切ったとか…。

www.wetter.com

エルベ川はチェコのプラハを流れる、いわゆるモルダウ。
ドイツに行くと名前が変わります。
北ドイツのハンブルクを抜けて北海にたどり着く、ヨーロッパでも大きな河川の一つ。
昔から輸送手段としても利用されている深い川なのに、まさかの遊覧船も動けない事態。
映像の奥に見える教会はゼンパーオーパー近くにある宮廷教会、つまりここは観光名所のテラス、なんだけど全然わからないくらいに干上がってる…。
数年前は大雨による氾濫が懸念されるほど増水したというのに。

映像の最後、船が動いているのはドイツの西側にあるライン川。
ローレライや古城が有名な観光名所。
こちらもだいぶ干上がってますね。
ライン下り、見た感じもうギリギリの運航…。

日本の夏は暑さと湿気ですが、ドイツの夏は暑さと乾燥。
どっちがいいかと言われると難しいですが、ドイツの場合、一般家庭にエアコンは無いので、日当たりのいいお家は地獄。
エアコン設置すればいいじゃない?と思いますが、古い建物の壁は凄まじく脆く、地震があったらひとたまりもないくらいのもの。
エアコンの重さには耐えられないかと…。
ただ、日陰に入ると少しは涼を取れるので、木陰で涼む人をよく見かけます。
街中で逃げ込むなら教会の地上階はオススメです。

いずれにせよ、この暑さは異常。1日1日生命を維持するのが大仕事。
とにかく食べて飲んで、体力回復!太るとかなんとか言ってられません。
夏のスタミナ食と庭で取れる旬の野菜で乗り切りたいと思います。