次の扉
週末はハンブルクで開かれた演奏会に参加してきました。
震災以降、様々な形で日本を応援してくださったハンブルクの皆様への感謝の演奏会。
プログラムはベートーヴェンの第九4楽章ほか。
たくさんのお客様が来てくださいました。
一緒に演奏した仲間はハンブルクを中心に北ドイツ各地から集まった日本人音楽家。
ほとんど日本人だけでオーケストラが作れるなんて、びっくりしてしまいました。
今回は、日本人からドイツへの感謝の演奏会でしたが、日独の友好はもちろん、日本人同士の今後のつながりを予感させる、なんとも素敵な時間でした。
さて、今日からライプツィヒ音大は新学期です。
今期は大きな試験を控えているのですが、それはそれ。
マイペースに準備したいと思います。
焦ってもしかたない。
目の前にある扉を一つ一つたたいてみて、開いたら進んでみる。
扉と言ってもいろいろ。
何かのイベントだったり、音楽的なことかもしれない。
もちろん人の心も同じ。
今を大切に、自分に素直に、毎日を過ごす先に何かが待っていると信じて。