Lass uns an die Tür klopfen?

とある教会音楽家の徒然日記

Lass uns an die Tür klopfen!

その扉をたたいてみよう!
ドイツ・ザクセン州の街ヴルツェンに住む教会音楽家の日々を綴っています
扉をたたく?
教会音楽ってなぁに?

ロックダウン、その後

長いロックダウンが終わり、日常を取り戻そうと動き出したドイツ。
私の勤める教会でも礼拝が再開されています。
もちろん今まで通りとは行きません。各人1.5メートル間隔をあけて着席、時間は30分間と短縮され、賛美歌は歌わず。
マスク着用なら歌ってもよいのですが、このマスクがドイツ人には我慢ならないようで、だったら歌わないでオルガンを聞く、ということになりました。
5月初めの頃は参加人数も合計20名までと限定されていたため、礼拝を二回行なっていました。現在は人数制限はありませんが、やはり人数は少ない方がいいですから、2回行なっています。人数は毎回大体25人くらいでしょうか。
夕方には今までなかったオルガン礼拝も始まりました。月曜から金曜の毎日20分、演奏とお祈りの時間を持っています。
こちらも毎日20人近くの方がいらっしゃっています。
礼拝、というと信者さん以外には敷居が高いようで、夕方は生演奏を聞きたい方が参加している、という感じです。

そこまでの被害がなかったザクセン州はロックダウン解除後、あれよあれよといろいろな物が解除され、学校も始まりました。
私のいる街は、人口16000人くらいで感染者数は1月以降たったの1名のみということもあり、危機感がとても薄くなっているのが非常に怖いところです。
今はただ、来週以降感染者数が増えないことを願うばかり…。