Lass uns an die Tür klopfen?

とある教会音楽家の徒然日記

Lass uns an die Tür klopfen!

その扉をたたいてみよう!
ドイツ・ザクセン州の街ヴルツェンに住む教会音楽家の日々を綴っています
扉をたたく?
教会音楽ってなぁに?

怒涛の日々

仕事初めから早2ヶ月が経ちました。
ブログを更新する間もない、というより、最初の1ヶ月は食事と睡眠の時間を確保するのも大変なくらいドタバタ。
夢の在宅ワークではあったのですが、仕事は千本ノックよろしくひっきりなしに積み上がっていき、在宅故に区切りがつかない。
引き継ぎというのもなかなか難しいもので、各グループの全容が見えないと何を質問したらいいのか、そして何を削ぎ落としたらいいかもわからない、かと言って全部聞いてたら何回も日が暮れる…。

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音楽グループは全部で9つ。
聖歌隊、青少年聖歌隊、児童合唱が2つ、保育園の歌の時間2コマ、小編成の合唱、金管バンド、弦楽オーケストラ。

就任式の時に、私の職務内容が読み上げられたんですが、改めて聞くと、そしてここに書くと思います、我ながらハード…。
もちろん礼拝奏楽も大事なお仕事。

最初の6週間くらいは本当にパターンとタイミングが掴めず、家は荒れ放題、冷蔵庫は空っぽ。
実際、隣の昼ごはんに突撃したことも。
大抵のカントール業務は奥さんに陰日向に手伝ってもらって成り立ってるので、その仕事量は一人分以上。
仕事の80%は事務作業で、練習準備に集中できる時間は非常に少なく、そこから来るストレスは半端ない。
これでは身が持たない…と牧師さんや近しい人たちに伝えて、ようやく嵐が収まり始めたところです。
暦は10月、もうクリスマスに向けての練習が始まっています。
自分のペース、自分のスタイルを模索しつつ、前進していこうと思います。
ヴルツェンの教会音楽情報はこちらからどうぞ。

http://www.domkantorei-wurzen.de/index.html