Lass uns an die Tür klopfen?

とある教会音楽家の徒然日記

Lass uns an die Tür klopfen!

その扉をたたいてみよう!
ドイツ・ザクセン州の街ヴルツェンに住む教会音楽家の日々を綴っています
扉をたたく?
教会音楽ってなぁに?

新学期

今日から春ゼメスターが始まりました。
他の大学は4月1日からなのに、なぜかうちの学校だけ2週間早く開始。なぜ??

新入生も何人か入り、教会音楽部門はいまだかつてない人数。
先生の入れ替わりがあった2年前から徐々に雰囲気がかわっているのですが、これからさらにどんな風に変化していくのか楽しみです。

総会が終わったあとは新しいオルガンの見学。
ライプツィヒ大学の聖パウリ大学教会が再建され、オルガンが2台入りました。
第二次世界大戦後、共産主義が台頭した東ドイツにおいて、ボロボロになった教会堂の再建は大学といえども難しかったようで、70年代に発破で解体されてしまっていた教会。


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レリーフや像などは発破前に外して保存されていたのでそれを戻しています。


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白が基調、というより真っ白!
オルガンはとてもやわらかい響き。

かなりハイテクに作っているようで、録音やMIDI接続はもちろん、シンセサイザーをつなぐと、シンセからオルガン、オルガンからシンセの双方向演奏が可能なのだとか。もう頭の中が混線しそう。
いつか弾ける日のためにも、メカに強くならなきゃ!