Lass uns an die Tür klopfen?

とある教会音楽家の徒然日記

Lass uns an die Tür klopfen!

その扉をたたいてみよう!
ライプツィヒに住む教会音楽家の日々を綴っています
扉をたたく?
教会音楽ってなぁに?
ライプツィヒ、どんな街?

お約束の通り

先日の演奏会の中でご紹介した作品をこちらにまとめておきます。

音楽のジャンル、時代、アンサンブルの規模形態に垣根はなく、等しく音楽として捉えるという考え方が身にしみたのは、教会音楽を学び始めてからです。
音楽に国境はない、と言いますが、そもそも音楽を分割し過ぎているのかもしれないな、と最近思うようになりました。
オルガンならオルガン、ピアノならピアノ、と区切ってしまいがちですが、同じ作曲家、同じタイトル、どこかで関連性がある物にもどんどん目を向けていただけたら嬉しいです。


カーク・エラート (Karg-Elert)
具体的に作品については言及しませんでしたが、ハルモニウムという楽器の様子がよく見える動画がありました。足元にご注目!
ハルモニウムソナタ第3番。もちろんオルガンで弾くことも可能です。

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レーガー (Max Reger)
こちらも具体的なタイトルはご紹介していませんが、彼のオルガン作品で有名なもので他の作曲家と比較しやすいのは、バッハの名によるファンタジーとフーガ Fantasie und Fuge über BACH、でしょうか。
BACH(シ♭ラドシ)を主題とした作品はリストやシューマンも書いています。

BachのErbarme dichと共にご紹介したのは、マタイ受難曲(Matthäuspassion)の中のアルトの同名のアリアです。
二作品に共通する低音の連続したリズムに、バッハは何を託したのでしょう?
人生の歩みの一歩一歩なのか、涙の粒なのか、それとも心臓の鼓動なのか…。
様々に想像できますよね。

モーツァルトのAve verum corpsとアレグリ(Gregorio Allegri)作曲のミゼレーレ(Miserere)を合体させたのが、リスト(Franz Liszt)作曲のシスティーナ礼拝堂にて(À la Chapelle Sixtine (Allegri-Mozart) S.461 R.114)です。
Ave verumのみでも美しいですが、大音響のミゼレーレの後に聞こえてくるAve verumはまた格別です。

主の祈り(ドイツ語ではVater unser..と始まります)でご紹介したのはメンデルスゾーン(Mendelssohn)の6つのオルガンソナタ(Sechs Orgelsonaten op.65)の第6曲。
はじめにコラールが主題として弾かれ、その後変奏曲が始まります。

 

ペルトの合唱版は、主よ、平安を与えたまえ(Da pacem domine)。
オルガンは一人で弾きますが、合唱は大人数。私も歌ったことがありますが、独特の緊張感と空気感で、別世界に引き込まれます。
リンクはこちら。
音源は素晴らしいのですが、動画のメッセージ性が非常に強いので、最初に聞くときは動画を見ずに聞くことを強くオススメします。

ちなみにこの曲、リコーダー版、小編成のアンサンブル版などあるようです。

www.youtube.com

 

以上、ご紹介した曲でした。

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