Lass uns an die Tür klopfen?

とある教会音楽家の徒然日記

Lass uns an die Tür klopfen!

その扉をたたいてみよう!
ドイツ・ザクセン州の街ヴルツェンに住む教会音楽家の日々を綴っています
扉をたたく?
教会音楽ってなぁに?

先生との出会い

パッサウでの演奏会も無事に終わり、ライプツィヒへの帰り道ですが、電車が1時間遅れるとかで、いまだにニュルンベルクから北上できず。
最近はずっと寒いドイツ。しかし今日から数日は最高気温がまさかのマイナスらしく、現在すでにマイナス8度。
人間、慣れて耐性ができるとはいえ、ホームでの待ち時間は寒い。
ご飯食べてビール飲んできてもさらに遅れが発生とは、まあ困ったもので。

 

さて、初めてのオーボエとの演奏会は本当にいい経験になりました。
パッサウのイン地区にある聖ゲルトラウト教会のオルガンはもちろんはじめまして。というより南ドイツの教会のオルガンが初めてだったので、どんな響きがするかとても楽しみでした。

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とてもやわらかい音色と残響の相乗効果で、夢のような響き。
決して大きい楽器ではないけれど、ラインベルガーなど南ドイツロマン派の作品を弾いたら、素晴らしい先生になってくれる楽器。

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オルガンは楽器が音楽の在り方を教えてくれるとあらためて実感しました。
本番は、後に続く礼拝に来た信者さんが後半にたくさんいらっしゃったため、気づけば満員御礼(笑)
お客様、場所を貸してくださった教会、助けてくださった全ての人に感謝です。