Lass uns an die Tür klopfen?

とある教会音楽家の徒然日記

Lass uns an die Tür klopfen!

その扉をたたいてみよう!
ドイツ・ザクセン州の街ヴルツェンに住む教会音楽家の日々を綴っています
扉をたたく?
教会音楽ってなぁに?

第1アドベント

今日は第一アドベントでした。しかも初雪。
午後の礼拝は新しい牧師さんと一緒の初めての礼拝。
たいていの牧師さんは声が大きく歌もガンガン歌うのですが、彼は声が安定してよく通るし、とにかく歌がうまい。発声きちんと習ってるよな?と思っていたところ、ドレスデン聖十字架教会聖歌隊出身でした。納得!
ザクセンではよくあるんです、こういうこと。
さて、礼拝のあとはお城のクリスマスマーケットで児童合唱の本番。
タウハにはお城があるんです。と言っても平屋の館ってかんじ。

f:id:Mt77K626:20171205054146j:image
舞台は屋内なのですが、暖房無し、入り口は全開、外は吹雪。
つまり外気と変わらない。
吐く息真っ白の中、ちびっ子たちは頑張ってくれました。
やっぱりミュージカルで得たものは大きかった!としみじみしてしまうくらい、堂々たる歌いっぷり。
キーボードの置き場が取れなくて私の指揮が全然見えないにも関わらず、率先して歌ってくれたので本当に助かりました。
私はといえば、歌詞が怪しくなったときにすぐ助けられるように弾き歌いをしているのですが、気温0度では伴奏もままならず…。
最後は指先に感覚はまったく無く…。
私がすっこ抜けても迷わず歌う子供たち、たった4か月で本当に成長してくれたし、何よりも信頼関係を築けたのがすごく嬉しい。
今度の練習は聖ニコラウスの日。何をあげようかなぁ。