重要任務
フランクフルト近郊は今週から学校が始まっています。
ホームステイ先の子供達もそれぞれ登校し、新しい先生や教科書のことで話は尽きません。
一人っ子の私にとって、3人兄弟は言い合いしててもなんだかとても微笑ましい。
そんな新学期、昨日は9時15分から新入学児童のための礼拝がありました。
ピカピカのランドセルを背負って、新入学のお祝いにもらった三角コーンを手に30人くらいの子供達が家族と共に登場。
カトリックとルター派の合同礼拝なので牧師と司祭の2人体制。
オルガンが二階前方にあるので、上で見学しようかとも思ったのですが、参列者の様子を覗けなくなるので、下に座ることを伝えたら、牧師さんから、お願いがあるんだけど…、と重要任務を任されました。
主の祈りの間に鐘を鳴らしてほしい
本来は礼拝運営の管理人の仕事なのですが、なぜか誰も来ていない、というわけでスイッチ係になりました。
主の祈りはキリスト教会にとってとても大切なお祈り。
単純だけど重要任務。
教会に吊るされてる鐘ですから、町中に聞こえるわけで。
数年前には想像もつかなかったことをまた体験しました。
途中のお話で、牧師さんが用意した三角コーンの中から出てきたものがとても印象的でした。
スマイル…楽しみと喜び
洋ナシ…どんな味がするかな?⇨好奇心
傘…困難から守ってくれる
縄…たくさんの人との絆
天使…神様からのメッセージをいろんな形で運んでくれるよ
私はすでに大きくなった子供ですが、とても響いてくるものでした。
すべての人が、どんな困難にも立ち向かえますように。