Lass uns an die Tür klopfen?

とある教会音楽家の徒然日記

Lass uns an die Tür klopfen!

その扉をたたいてみよう!
ドイツ・ザクセン州の街ヴルツェンに住む教会音楽家の日々を綴っています
扉をたたく?
教会音楽ってなぁに?

重要任務

フランクフルト近郊は今週から学校が始まっています。

ホームステイ先の子供達もそれぞれ登校し、新しい先生や教科書のことで話は尽きません。

一人っ子の私にとって、3人兄弟は言い合いしててもなんだかとても微笑ましい。

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そんな新学期、昨日は9時15分から新入学児童のための礼拝がありました。

ピカピカのランドセルを背負って、新入学のお祝いにもらった三角コーンを手に30人くらいの子供達が家族と共に登場。

カトリックとルター派の合同礼拝なので牧師と司祭の2人体制。f:id:Mt77K626:20160831153108j:image

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オルガンが二階前方にあるので、上で見学しようかとも思ったのですが、参列者の様子を覗けなくなるので、下に座ることを伝えたら、牧師さんから、お願いがあるんだけど…、と重要任務を任されました。

 

主の祈りの間に鐘を鳴らしてほしい

 

本来は礼拝運営の管理人の仕事なのですが、なぜか誰も来ていない、というわけでスイッチ係になりました。

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主の祈りはキリスト教会にとってとても大切なお祈り。

単純だけど重要任務。

教会に吊るされてる鐘ですから、町中に聞こえるわけで。

数年前には想像もつかなかったことをまた体験しました。

 

途中のお話で、牧師さんが用意した三角コーンの中から出てきたものがとても印象的でした。

スマイル…楽しみと喜び

洋ナシ…どんな味がするかな?⇨好奇心

傘…困難から守ってくれる

縄…たくさんの人との絆

天使…神様からのメッセージをいろんな形で運んでくれるよ

 

私はすでに大きくなった子供ですが、とても響いてくるものでした。

 

すべての人が、どんな困難にも立ち向かえますように。