Lass uns an die Tür klopfen?

とある教会音楽家の徒然日記

Lass uns an die Tür klopfen!

その扉をたたいてみよう!
ドイツ・ザクセン州の街ヴルツェンに住む教会音楽家の日々を綴っています
扉をたたく?
教会音楽ってなぁに?

3月の演奏会から

連日の旅日記からうって変わって。
3月11日にタウハで開催したオーボエとオルガンの演奏会から、オーボエの大木君がYouTubeに動画をアップしてくれました。
カメラ(マイク)位置の関係であまりバランスはよくありませんが、ドイツの教会とオルガンの様子を見て聞いていただけるかと思います。
ちなみにお客様は下の階の席にオルガンに背を向けて座っているので、頭上で何が起きているのかはまったく見えていません。


1つ目は現代曲、ドイチュマンの教会ソナタ。
最近譜面が出版されたとかで、実演自体が非常に少ないのだとか。

youtu.be

もう1曲はオリーヴァの作品。
今回初めましての作曲家だったのですがなかなか不遇な方だったようで、まさかの死没年不明。
生年がわからないというのは古い作曲家ならよくある話ですが、1850年代に生まれてるのに、なんともはや。
作品は、彼の不遇を微塵も感じさせない曲です。

youtu.be

ちなみに両作品とも画面上で1つのマジカルエラーを探せ!をお楽しみいただけます(笑)
いつも正面からしか見ていないので、弾いてる本人も思わず”お~!”と奇声を発してしまいました。
視覚効果って、わくわくしますね。