Lass uns an die Tür klopfen?

とある教会音楽家の徒然日記

Lass uns an die Tür klopfen!

その扉をたたいてみよう!
ドイツ・ザクセン州の街ヴルツェンに住む教会音楽家の日々を綴っています
扉をたたく?
教会音楽ってなぁに?

動物園の近くに動物園

ライプツィヒには大人気の動物園があります。
今年になってから、日本でも特集が放送されたので知ってらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
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隣の公園からこんなふうにキリンさんが見えます。
冬だと周りの雑草が無いので見えやすいですよ。

さて、その動物園のすぐ近くにあるミヒャエリス教会。
ここも動物園みたいなのです。
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タコ?

オルガンの装飾にいるわいるわ。
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カエルと…誰?

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こちらは天使さま


このザウアーオルガンはかのレーガーがライプツィヒで一番気に入っていた楽器で、今も現役バリバリに活躍しています。
トーマス教会の後ろ正面にあるのも同じザウアー社のオルガンなのですが、響きのまとまり感、包み込んでくる残響、そして弾きやすさも全然違います。
で、この装飾がなぜ動物パラダイスなのかはわからないのですが、
トーマス教会の楽器には動物がいないんですよ。
不思議…。
先日、お昼のオルガンコンサートで弾かせていただきましたが、やっぱりこの包み込まれるかんじは格別。
弾いていると真正面に彼が見えるのですが、

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彼の鼻息を浴びているような気がしてならず(笑)
でも嫌な気はしない…(笑)


ライプツィヒにいらしたら、ぜひ一度は聞いてほしい楽器。
お昼の演奏会は夏の間だけ、毎週水曜日正午にありますよ。